今日は、花をもとめて奥多摩の御岳山です。コースはサルギ尾根です。武蔵五日市駅からタクシ
ーで登山口の養沢神社に向います。養沢神社では写真のような立派な竜神像がお出迎えです。後から調べると右側が岩上で雷雲(稲妻)を呼ぶ雄龍を、左が滝壺から駆け登る雌龍を現しているとの事です。
登山口からは、結構急な道が続きます。足下には、フモトスミレの可愛らしい白い花が次々と目に飛び込んできます。今年のスミレの季節もそろそろ後半に入ったようです。今年は例年より季節が1週間から10日ほど早い気がします。 このコースは、中々の花のコースです。フモトスミレの他、葉にきれいな斑が入ったフイリフモトスミレも数が多く楽しめます。
やがて、アケボノスミレのピンクが目立ち始めます。急な登りも花に目を奪われるうちにいつの間にか高度を稼いでいる。 上高岩山の山頂付近ではイワウチワの群落に暫しの撮影タイムです。芥場峠付近ではカタクリも咲いています。途中の神代欅、本当に大木で圧倒的な存在感です。趣のある宿坊の間を抜けて御岳山ケーブルカーに向います。宿坊に泊まってのんびりするのも悪くない。ケーブルカー沿いのミツバツツジも見頃で最後まで花の山でした。
<サルギ尾根の花アルバム/2016.04/19>*写真をクリックして下さい。