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執筆者の写真yama_ski

北ア・常念岳から徳本峠 2016.08/06~09

更新日:2022年6月26日


▲08/06☀️   前夜は松本に前泊し、一の沢登山口にはホテルからタクシーで直行。万全を期しての初日です。

出発は、7時くらい、到着は13時。5時間ほどで登ってきた。エアリアマップのコースタイムが4時間半余りなのでまずまずのペースです。辿り着いた常念乗越からはご覧の通りの槍穂高連峰が目の前に広がり、絶景です。

夕食後の夕焼けも、とても美しい雲と光の競演です(月並みですが!)。常念小屋はとても混んでいます。土曜日ですからね。 ▲08/07☀️  今日も朝からいい天気です。朝焼けの槍穂をごらんください。その代わり熱い1日です。

 朝から、カンカン照らされて皆さん少々バテ気味です。常念岳をを超えてしまうまで、なんと3Gペースになってしまいます。今日は大滝小屋までなのでちょっと長い。常念を超えても、意外とアップダウンがあります。それでも皆さん頑張って蝶槍まで登れば、あとは槍穂を見ながらの稜線漫歩です。もちろん蝶槍と三角点のある(旧)蝶ヶ岳山頂での集合写真は欠かせません。  途中、こんな面白いケルンが。上にまるで鳥がのっているようではありませんか?

 そうそう、途中の蝶ヶ岳ヒュッテの前で、なんと私たちに手を振っている方がいるではありませんか!

遠足倶楽部のOさんです。予定を見て、通る頃とお出迎えしてくれていたのでした。山で知人と出会うのはとても楽しいハプニングです。

 辿り着いた大滝小屋は外からの見かけと違って中は新しい感じでとても綺麗でした。昨日の常念小屋とは大違いで、混んでなくゆったりと気持ち良く休むことができました。

▲08/08☀️  前日はちょっと長かったので、今日は短めでゆっくり楽しむ日です。緩急はあったほうがいいでしょう。前日までは森林限界を超えた稜線歩きがメインでしたが、一転今日は樹林帯の静かなコースです。その中で、ドンと槍ヶ岳や穂高や明神が展望できるポイントがあります。その一つが、「大滝槍見台」です。

こんな展望が眼前に広がります。とはいえ、昔は登山道からそのまま見えたのかもしれませんが、この景色はこんな展望台に登らないと周りの樹林が邪魔して見えません。

この「大滝槍見台」から小一時間ほど下り、登り返したところにあるのが「明神見晴らし」とされるポイントです。

 ベンチもあって、ゆっくり休憩しながら前穂高岳と明神岳を眺める絶景ポイントです。上高地の梓川沿いの徳沢から明神にかけての景色よりこちらのほうが断然素晴らしい眺めです。徳本峠小屋には13時頃到着し、のんびりと山小屋生活をそれぞれが堪能しました。  ところで、途中珍しい花に出会いました。本当に珍しいかどうかは実はわかりませんが、とにかく僕は初めて見た花でしたということです。帰宅してから調べたら「コフタバラン/小二葉蘭」という花でした。もちろんラン科です。

 なんか、新しい発見にちょっと興奮しました。

▲08/09☀️  今日もいい天気です。昨夜は、徳本峠小屋の旧館(まさに有形文化財ですが)にゆったりと泊まっていい気分です。朝出発する前に、タクシー会社に電話するついでに展望台から前穂、明神の勇姿を撮った。ここからの前穂高岳と明神岳もすばらしい。明神東稜から明神岳に登ったのは何年前だったかななどとちょっぴり思い出にふけってしまった。

 後は、島々へ向かって下るだけです。樹林帯のせいか割と涼しく下れました。ゲートまで来てくれるはずのタクシーが落石のためにゲートまでは来てくれず、少し余分い歩かされたのはちょっと誤算でしたが。途中のひぐらしの湯で4日間の汗を気持ち良く流して最後の仕上げをしたのは言うまでもありません。

<ギャラリー/出会った花たちです!>


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