☁️ 紅葉といえばやはり東北の山です。今年の紅葉はどうでしょう。ということで、2泊3日の日程で秋田駒ケ岳と乳頭山の2山を登る欲張り、しかも乳頭温泉付き企画です。 前日10/02は田沢湖駅からレンタカーで移動し、田沢湖温泉郷のホテルに泊まって、休養は十分です。平日はマイカー規制はないので、八合目までレンタカーで向かいます。八合目の標高は1,300m、きれいな駐車場が整備されていて、避難小屋も以前来た時とは見違えるようにきれいに改築されています。
秋田駒ケ岳の主峰の男女岳との標高差は337mです。まずは、赤倉尾根末端の爆裂火口を眺めながら片倉コースから阿弥陀池のある浄土平を目指します。男女岳を西側からゆったりと廻り込むように登っていきます。 まるで絨毯のような見事な紅葉が広がり、はるか向こうには明日登る乳頭山も頭をもたげています。
片倉コースは、花の季節にはタカネスミレやチングルマなどの高山植物が豊富なところです。いまはすっかり秋です。ミヤマダイコンソウの紅葉が中々きれいです。
阿弥陀池の避難小屋で一休みしたら男女岳を往復します。秋田駒ケ岳というピークはありません。男岳、女岳など幾つかのピークをもつこの火山を総称して秋田駒ケ岳、その主峰が男女岳というわけです。山頂は1,637mでチョット小広い山頂です。でも今日は、完全にガスの中です。全く展望はありません。それどころかお約束の山頂集合写真もガスで霞んでしまう有様です。早々に山頂を後にして、一旦阿弥陀池の避難小屋で一休みです。当初は横岳から赤倉尾根を下る周回コースを歩く予定でしたが、上の稜線は風もありガスで覆われているので登ってきた片倉コースを下ることに衆議一致です。最後にもう一枚、錦秋の秋田駒ケ岳をどうぞ。
今度は、花の時期に来たいな! <山と高原地図:「岩手山・八幡平」>