☁️ 那須塩原駅前のホテルに前泊して万全を期しての高原山・釈迦ケ岳です。スタートは大間々台からです。ちょっと雲が多く快晴というわけにはいきません。雨でないだけでもありがたい。 まずは見晴コースから八海山神社へ向かいます。ここまで来ると展望が一気に開けます。頭をちょこんと見せているのは釈迦ケ岳でしょうか。
「矢板市最高点」の看板が下げられた1,590mピークを過ぎると稜線上の分岐です。右に行けば剣ヶ峰から大入道で、ツツジの季節には見事なシロヤシオの群落が広立っています。が、今日は左に向かいます。 コースタイム1.5Hのところ、2時間余りで釈迦ケ岳の山頂です。
高原山と言うピークはありません。この釈迦ケ岳とその西側にある鶏頂山などを総称している山名です。その中で釈迦ケ岳が、標高でも隣の鶏頂山より30mほど高く、三角点もあるということで高原山の主峰ということになるのでしょう。 山頂には「高原山神社」の小さなお社と三角点、山頂の片隅には結構立派な石の釈迦如来像が鎮座している。お約束の山頂集合写真を撮ったら元来た道を下ることにします。 本当は、となりの鶏頂山にも足を伸ばしたかったけれど、時間的に少々無理があります。無理は禁物です。鶏頂山は改めて来年のツツジの頃にでもプランニングしましょう。 紅葉を愛でながら、来た道を戻ります。八海山神社からは林間コースで大間々台の駐車場に向かいます。
途中、こんな面白いキノコを発見。
「クチベニタケ」と言うらしい。丸い体の上の突起が紅を塗った唇のようということのようです。この赤い突起が開いて胞子を吹き出すという。毒ではないが食用には不適、やはりキノコを見ると食用か毒かと見てしまう。でも実際には食用でも毒でもない「食べられない」、「食べてもまずい」キノコの方が多いのではないでしょうか。ちなみにこのキノコ、日本では割と普通にあるそうですが、世界的にはとても珍しいキノコとか。
<山と高原地図:「那須・塩原」>