山は「石裂山」ですが、スタートは加蘇山神社からです。「尾鑿山」とも書かれている資料も少しあるようですが。結構、岩々した山です。神社の左の道を沢沿に登っていきます。
やがて、竜ヶ滝の東屋です。昔、雨乞いの場所だったとか。ちょっとシャッター速度を落として撮って見ました。 分岐は、左を行きます。時計回りの周回コースです。分岐を過ぎてさらに沢沿いの道を行くと、沢の中に大きなカツラの木が立っています。栃木名木百選の“千本カツラ” です。
中宮の先は、行者返しの岩場です。ハシゴと、結構長い鎖場が続きます。よく見れば、足場もしっかりしているし、問題はないでしょう。
奥宮は、長い背後の先の岩屋の中でしたが、時間も押して来たので、パスして先へ進みました。東剣ノ峰、西剣ノ峰あたりに来ると、石裂山の頂上も望めます。
しかし、山頂へ上がる前にコルに下ります。そこにも長い梯子の下りが待っています。
山頂からは、日光方面の展望が楽しめます。
これは、月山からの展望です。下山は少し遅くなって、最後はヘッドランプのお世話となりましたが、少しドキドキできたし、変化もあって900mにも満たない低山とは思えない楽しい山でした。 下山後、少し時間があったので古峰神社に立ち寄りました。天狗の御朱印で有名な神社です。本殿屋根は茅葺で、天狗の神社らしい飾りが屋根についていました。