今年は、早くも冬用タイヤに交換して来ました。例年は11月末〜12月はじめにやっていたタイヤ交換ですが、今年は何か天候が不安定なので、早めに手を打って置いた方が安心かなと。 そのタイヤ交換の待ち時間に、「小石川植物園」に行ってみました。江戸幕府の「小石川薬園」、小石川養生所が置かれていたところです。今の正式名称が「東京大学大学院理科系研究科 附属植物園」です。長いんです。ここにも、東京の秋が始まっています。
その一画につつじ園があります。ツツジの花の季節は4〜5月という印象です。が、この季節に少しですが、花が咲いています。
プレートにはモチツツジの園芸品種の「胡蝶揃」というらしい。モチツツジは、静岡県から岡山県にかけてと、四国に分布しているらしい。もう一つ。リュウキュウツツジというのも咲いていました。
これも 「藤万葉」というプレートが付いています。園芸種ですね。調べてみたらこれは「江戸園芸ツツジ」と称されている品種の一つらしい。元禄時代、江戸ではツツジの栽培が大流行していて、その頃に作られたツツジを「江戸園芸ツツジ」というとのこと。江戸時代は、戦争もなく、とても平和な時代であったことは確かです。それにひきかえ、薩摩、長州によって切り開かれた新時代の日本は、明治から昭和にかけて、なんと好戦的な道を進んで来たのでしょうか。