今年の夏は、天候の巡り合わせが悪く本当に山を歩いていないな〜!
その穴埋めといわけでもないが、高尾山に来ました。コースは、僕にとっては最も定番の日影沢林道〜逆沢作業道〜高尾山〜薬王院〜4号路〜いろはの森〜日影沢林道という周回コースです。夏の高尾山は、花は少なめです。それでも夏の半日を楽しむには十分の花たちが咲いています。
日影沢林道は、沢沿いということもあって暑い日でも爽やかです。ミズヒキが至る所に咲いています。今日は、14-35mmと24-105mmのレンズを持ってきてみました。これは24-105mmですが、手持ちでは中々ぴんとを合わせることができません。でも緑の中にたくさん咲いているという雰囲気はありますね。
足元の水の流れているあたりには、ミゾホウズキが咲いていました。亜高山帯ではオオバミゾホウズキが咲いていますが、それに比べるとだいぶ小さいい花です。
こんな白い線香花火みたいな花も結構目につきます。この白くて小さい花は、中々うまく撮れません。セリ科というのはすぐわかります。カノツメソウと思いますが。
実は夏の高尾山の主役はこのタマアジサイかなと思います。蕾状態の花もまだまだ多いので、しばらく楽しめます。
アジサイつながりでこれはヤマアジサイでしょうね。赤く染まった装飾花が綺麗です。
最後はこの花です。ゲンノショウコかなと思ったのですが。帰宅後調べてみると、ミツバフウロのようです。菱山忠三郎さんの「高尾山の花と木の図鑑」によれば、ゲンノショウコは、全体に毛が多いが、ミツバフウロは毛が少ないとあります。写真で見る限り、毛は見当たりません。高尾山にはもう一つ、タカオフウロというのもあって、ミツバフウロに似ているが、萼片や小花柄に毛があるとなっています。これ以上は、是非菱山さんの高尾山のバイブルともいうべきこの本をご覧ください。
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