「小石川植物園」と言うのは通称で、正式には「東京大学大学院理学系研究科附属植物園」という。実に長い名前です。
この植物園の歴史は、江戸時代まで遡り、ここには5代将軍綱吉の別邸があり、そこに薬草園が作られ、さらに貧病人のための診療所が設けられたという。映画「赤ひげ」の舞台となった「小石川療養所」です。いまもその痕跡として、井戸が残っています。
園内は、彼岸花があちらこちに咲いていました。少々盛りは過ぎていますが楽しめます。
菩提樹の並木の先には、こんな大木のスズカケノキが聳えていました。
歌にあるスズカケの並木ってこんなに大木になるんだと見上げてしまいました。
が、説明文によると並木に使われるのはスズカケノキとアメリカスズカケノキの交配種のモミジバスズカケノキとのことでした。
こんなに大きくはならないと言うことでしょうね。
ヤブランの花も、どうです。中々のものです。
秋を感じながら、ゆったりとした時間を過ごしました。
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