久しぶりの至仏山、1泊2日で登ってきました。初日は鳩待峠から山の鼻まで。尾瀬ロッジに止まりました。
初日は、尾瀬ヶ原の散策です。逆さ燧ヶ岳が見えるところまで足を伸ばしました。
少し風があって、綺麗には映っていません。が、これはこれで風情がある?
池塘には、ちょうどヒツジグサが咲き誇っています。小さいけれど池塘の白い花がわかりますか。
湿原や森の緑と白樺の白い幹のコントラストや水面への写り込みが綺麗です。
晴れてきたので、青空の写り込みを撮ってみました。明日の天気は保証されているようなものです。
翌日、素晴らしい朝です。朝日に木々が輝いています。
これから登る至仏山にも朝の光がさしています。
赤とんぼ、たくさん飛んでいます。避暑中ということでしょうか。
こんなのもいました。
日本一小さいというハッチョウトンボです。綺麗な赤です。オスですね。
この蝶の名前はなんでしょうか。
「日本のチョウ」という図鑑を眺め眺めして「コヒョウモン」となりました。
こんな素人判断は当たっている?
それとも間違っている?
どうでしょうか。
図々しくもうひとつ。
これは「キアゲハ」。
多分間違いないでしょう。
登るにつれ、眼下に尾瀬ヶ原と燧ヶ岳が見えてきます。気持ちの良い風景です。
もっとも息は切れていますが。
久しぶりです。何回目の私物山頂でしょうか?まだ10回は登っていないとは思いますが。一番印象深いのは、残雪期に丹後山から平ヶ岳を越えてこの頂にたどり着いた時です。それは、白毛門から湯の小屋温泉までて根川源流の山を残雪期に3年計画で馬蹄形に縦走するというプランの3年目の時です。もう30年近く前の話ですが。
六日町の駅でステーションビバーク(懐かしい!)し、十字峡からデブリで埋まった三国川を進み、丹後山非難小屋で1泊。翌日は、大水上山から藤原岳、滝が倉山と進み、剣ヶ倉山付近で2泊目。3日目は平ヶ岳を越え、至仏山の手前の広いコルで3泊目。最終日は、至仏山から笠ヶ岳を越えて、湯の小屋温泉で汗を流して無事下山という、割とのんびりしたプランでした。2日目がちょっと雨模様でしたが、あとは天候にも恵まれ思い出深い山行でした。思わずそんな思い出話に浸ってしまいました。
至仏山といえば、このホソバヒナウスユキソウです。至仏山の他は谷川岳など蛇紋岩山地でしか見られない花です。
ジョウエツキバナノコマノツメです。なんと長い名前なんでしょうか。これもこの至仏山と谷川岳の蛇紋岩地特産の花です。
これは「オゼソウ」です。戦前にこの至仏山で発見された花で蛇紋岩地特有の花で、谷川岳と北海道の天塩山地のみで見られる花です。少々地味ですが!
<出会った花たち>
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