思い切って酸ヶ湯温泉泊で八甲田に出かけてみました。お目当ては、八甲田大岳と仙人岱と毛無岱の高山植物です。季節は、ドンピシャのはずでしたが、生憎の雨で登山はできませんでしたが、意外な楽しみが待っていました。
初日は、酸ヶ湯の近くにある東北大学の植物園に出かけたのですが、コロナ対策のため閉園していました。残念でしたが、近くの地獄沼までのんびり散歩してまったりとした時間を過ごしました。
ちょっとした散歩でしたが、コバノトンボソウ、オオヤマサギソウ、ネバリノギランなどいろんな花が咲いていて、楽しめました。
この「ヒメキマダラヒカゲ」、詳しい方に写真を送って教えてもらいました。
とここまでは、まあ順調でしたが、夜から結構な降りの雨になって翌朝になっても中々降り止みません。風もあって、山も真っ白で何も見えません。やっと雨が上がった頃には、僕らの脚力では山に登るには遅すぎる。というわけで、車で五所川原の「立佞武多の館」に出かけるることにしました。
途中の「城ヶ倉大橋」です。もう雨はあがっています。緑に埋れて、見応えがあります。紅葉の真っ盛りに来てみたい。
というわけで、「立佞武多の館」です。
高さ23mの堂々たる姿です。「立佞武多の館」の4階までエレーベーターで上がり、螺旋状の通路を降りながら、この立佞武多たちを見ることができます。壮観な姿です。
この巨大な立佞武多が、この館から出て、街を進む様をみてみたいと思いませんか。
午後は、蔦温泉の側にある沼巡り、自然にたっぷり浸った時間を過ごしてきました。
来年こそ、このコロナ禍が治り、ねぷた祭りが無事開催さることを切に願っています。八甲田大岳と毛無岱のお花畑に遊べる日が来ますように、祈るような気持ちです。
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