top of page
執筆者の写真yama_ski

秋の山野草咲く足柄古道 2022/09/16

夏の終わり、秋の訪れを味わいながらの古道歩きでした。

たくさんの秋の山野草で、最もインパクトがある花と言ったら、この曼珠沙華でしょうか。

アップしてみたくなります。

一方で多少地味ですが、秋の山野草と言ったら「野菊」でしょうか。ひとことで野菊といっても範囲が広い。これも野菊の中に入るのでしょう。

図鑑をひっくり返して、これはノコンギクと判断しましたがどうでしょうか?

これは、参加した皆さんの意見が「サラシナショウマ」かな、ちょっと違うなといけんがまとまりません。調べてみたら「イヌショウマ」という結論になりました。

道端にたくさん咲いていたこれはゲンノショウコです。高尾山でもたくさん見られます。が、似た花にミツバフウロとタカオフウロという花があります。違いはこの写真でも分かるように花茎に細かい毛がたくさん生えているのでゲンノショウコで違いないのでしょう。

ゲンノショウコと同じように路傍にたくさん咲いていたのがこの小さい花です。イヌトウバナでしょう。「トウバナ」は、塔花と書きます。文字通り塔のように咲くからということらしい。そのトウバナに似ているが、トウバナではないので「イヌ」とついているとのことでした。ちょっとウンチクでした。仕入れたばかり!

ヤマトリカブト。日本三大毒草の一つです。昔から矢毒に使われてきたことは知られています。が、薬にも使われています。「毒薬変じて薬となる」という諺を思い起こします。

名前の由来ですが、山に咲くトリカブトという意味とする説と中国伝来の烏頭(トリカブト)に対して日本原産のトリカブトの意味とする説があります。皆さんは、どちらの説を採用しますか?

日本原産といえば、こんなお花はどうですか?

キバナアキギリです。名前の由来は、葉が桐の葉に似ていることからという。ところで、その学名、「Salvia nipponica」です。日本読みすると「サルビア ニッポニカ」でしょう。要するに「日本原産のサルビア」ということですね。サルビアだったんですね!

ところで、皆さんが意外と盛り上がったのが、このツルニンジンでした。この根が朝鮮人参に似ているからこの名になったそうで、同じような効果があるとも言われています。

もう一つ。とても盛り上がったものがありました。

そうです。女郎蜘蛛です。見方によっては、美しいとも不気味とも見る人によって意見が分かれるところです。中々、鮮やかで美しい色とは思いませんか。この派手な色合いは、自然界で生きていく上で、どんな役割を果たしているのでしょうか?

足柄峠ではあまり展望は得られませんが、一段上がった足柄城址からの展望は雄大です。

こちらは、金時山です。きれいな青空に白い雲で印象的です。

真打は、この富士山です。

雲がたなびいて、よりスケール感が増したと思います。

閲覧数:7回0件のコメント

Comments


bottom of page