今、上野の科学博物館で企画展「高山植物」に行ってみました。「~高嶺の花たちの多様性と生命のつながり~」と長い副題がついていました。なんと、65歳以上は入場無料です!
11月4日(火・祝)までです。7月30日からやっていたんですね。知らんかった。僕が一番面白かったのは、これです。
一見、巨大化したトウヤクリンドウののようですが、ボンボリトウヒレンというヒマラヤなどの高山帯に生育しているキク科の植物の造花です。白い花のようなものは葉で、それに包まれている黒いものが花です。厳しい生育環境から葉で包むことで花を守っているそうで、そのような植物を「温室植物」と言うそうです。
46億年前に地球が誕生して、陸上に植物が現れたのが、約4〜5億年前だそうで、ずいぶん長い旅です。創世記の地球の過酷な環境から生まれ、進化してきた植物たちの生命力を感じた企画展「高山植物」でした。
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