草紅葉真っ盛りの日光・小田代原〜戦場ヶ原をゆったりとたっぷり堪能してきました。
赤沼駐車場からシャトルバスで小田代ヶ原へ向うつもりでしたが、平日ダイヤのため1時間以上も待つという。それならと小田代歩道を歩くことにする。
天気は、申し分なく、雲一つない青空が広がっています。この湯川の水面の輝きからも伝わるでしょうか。
これぞ、小田代原の草紅葉です。小田代ヶ原の広がりの向こうには、男体山、女峰山、太郎山の日光の山々が連なっています。展望所のベンチで、ゆっくりしながら景色を堪能しました。写真の中央、女峰山の下あたりの白い木が見えるでしょうか。有名な小田代ヶ原の貴婦人と呼ばれている(誰が名付けたのでしょうか)、白樺の木です。
望遠で、撮ってみました。相当の大木でしょうね。
この小田代ヶ原の草紅葉、主役はどうもチダケサシラらしい。
このチダケザシの名前、面白い名前ですね。図鑑によれば、キノコのチチタケ(チタケ)をこの草の茎に刺して持ち帰ったことによるそうで、今回初めて知りました。
小田代ヶ原から戦場ヶ原に近づくと、男体山が大きくなってきます。ちょうど木々の間から額縁で飾られた男体山のビュースポットです。
戦場ヶ原の自然研究路沿いに流れる湯川の水面には、青空や空くし紅葉が始まった木々の色がグラデーションとなって映り込んで美しい。
木々の紅葉は、まだまだこれからでしたが、ズミの赤い実が秋を告げています。
これは、秋というよりは夏の名残りといった風情でしょうか。ホザキシモツケです。図鑑によれば、「小田代ヶ原周辺では普通に見られるけれで、全国的には極めて分布の少ない珍しい植物」と紹介されていました。
戦場ヶ原からは、ドーンと見事な男体山です。
湯川の水面に映り込む青空とズミの木です。
鏡のように見事な写り込みに、思わずシャッターを切りました。
思わずシャッターを切ったのはこちらも。
チダケサシに止まる赤トンボです。秋ですね!
トンボついでに、こちらはヤンボー・ニンボー・トンボーです。
何のこと? 私と同世代なら分かると思いますが、どうでしょう!
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