猛暑の東京を離れて裏磐梯へショートトリップです。
ホテルからの磐梯山、終始雲が離れません。
ノリウツギの白い装飾花が深緑の中で印象的でした。
キンミズヒキが盛んに咲き誇っています。トンボがとまったタイミングで撮ってみました。
ニッコウキスゲかと思って近づくと、ヤブカンゾウでした。図鑑によれば有史以前に中国から帰化したとありました。ここにある有史以前というのはいつのことでしょうか。ちっとググってみました。文字が使用される以前、先史時代ともいうそうで、日本では3世紀中頃の古墳時代以前にあたるらしい。弥生や縄文時代、あるいはもっと以前の旧石器時代に渡ってきたかもしれませんね。
ホテル近くの沼の周りの遊歩道をのんびり周回してきました。
周りの深緑が水面に映り込んで綺麗です。
これはヒメジョオン(姫女苑)でしょうね。北アメリカ原産の帰化植物で、明治維新頃に渡来したとあります。渡来当時は、珍重されたと言います。今では日本全国に広がっていて市街地や農村だけでなく亜高山帯にまで入り込んでいる強力な帰化植物でした。
こちらも帰化植物でキヌガサギク。大正時代に観賞用として北アメリカから持ち込まれたらしい。昭和初期から野生化し北海道から四国にかけて広がっているとのことです。
美しい裏磐梯の自然にもかなりの帰化植物が進出しているのですね。
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