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執筆者の写真yama_ski

車中泊・日帰りで裏燧林道 2023/06/05

更新日:2023年6月7日

当初予定していた入笠山が中止です。天気は良いし、急遽裏燧林道を歩きに行くことにしました。日曜の午後に自宅を出るプランは、高速道路が空いています。帰宅ラッシュで渋滞が始まっている上り車線を横目に快適にドライブです。途中の道の駅で車中泊して、御池に着いたのが4時半ごろ。軽く朝食をとって、5時過ぎには歩き始めます。

今日のお目当ては、これです。トガクシショウマです。『山と高原地図 尾瀬』のコースタイムでは5〜6時間です。

燧への登山口を左に分けて進むと、最初の湿原、燧田代です。朝日にダケカンバが輝いています。

オオカメノキとムラサキヤシオが花盛りです。

岩の上に、ミヤマスミレが小さな群落で咲いています。

上田代に差し掛かると、木道の先に燧ヶ岳が、見えているのは俎嵓でしょう。

右手、東側に目をやればなだらかでゆったりとした平ヶ岳が見えています。少し雪が少ないようです。

さらに目を右に転じると平ヶ岳から台倉山〜鷹の巣登山口に連なる尾根の上から、越後三山の中岳と越後駒ヶ岳、黒々と見えているのが荒沢岳の山々でしょう。

尾瀬の今年は雪が少ない。水芭蕉も咲き終わっていたかと思っていたけれど、十分綺麗に咲き残っています。

尾瀬ヶ原よりこちらの方が、雪解けは遅いのかも。それでも最後まで雪を踏むことはありませんでした。

ムラサキヤシオが花盛りで、豊かな彩りをプレゼントしてくれます。

足元の花に気を取られないように歩を進めたのですが、段吉新道のトガクシショウマの群生地に着いたのは9時を回っていた。ここまで4時間もかかっている。コースタイムで2時半あまりだ。写真撮ったりしたとはいえかかり過ぎ!

せっかくだからいろいろ撮ります。

さらに進んだ先のもう一つの群生地に行ってみたが、こちらはあまり咲いていなかった。もどって、せっかく持って来たので、三脚立ててとってみました。なんだかんだ、1時間あまりもここで過ごしていました。十分堪能したのでさあ帰りましょう!

群生地で、咲いていたツバメオモトです。この時期、もっと途中に咲いているかと思ったけれどここにしかなかった。

ミツバオウレンは、あちらこちらで群生しています。疲れて来て、いちいち低い姿勢で撮るのがしんどくなって来ました。

イワナシもこうしてみるとなかなかキュートな花です。

通り過ぎる湿原の木道わきにとにかく数多く咲くのがこのタテヤマリンドウです。色合いといい形と言い、なんとも素敵な花です。

タテヤマリンドウと並んで、いよそれ以上に湿原に咲くのがこのヒメシャクナゲです。ご覧の通りまだ蕾ですが、身をかがめ、よく見るとあることあること。

長かった。やっと御池田代に戻ってくると、リュウキンカの鮮やかに黄色がみに飛び込んできます。

駐車場の直前にひとつまみ咲いていたサンカヨウの綺麗な白い花を見て、車に急ぎます。

14時25分です。なんと9時間余りも掛かってしまいました。疲れたけれど、目的達成で大満足です。天気も良くていい山行でした。

温泉で疲れをとって、帰ります。





















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